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詩音の頭を潰さんばかりに掴み、その唇に自身のモノを近づけていくきーちゃんに
軍曹が突っ込み、モヒカンが頭をはたく。
一蹴拘束を逃れた詩音が軍曹の胸に飛び込んでくる。柔らかすぎる感触に一瞬、我を忘れかけるが、すぐに我に返り、泣きじゃくる彼女をしっかり抱きしめる。
「大丈夫ですかぃ?しーちゃん?」
「ワアアアアンッ、軍曹~!!」
「よし、よし、おっかなかったっすね~!大丈夫っすよ。」
自分の胸にすっぽり収まり、スンスンする詩音の髪の和やかな匂いが鼻孔を擽う。
正直、マシュマロみたいに、もみもみかつ弾力ありきの彼女のわがままボデー(よく見りゃ巨乳)の感触を楽しみたいが、彼女に飛びつかれる=攻撃の対象にされる事に改めて気づく。
しかも相手は更に増えそうだ。きーちゃんが起こした爆煙の中から、いくつもの血走った目が向けられている。そこに委員長ときーちゃんも含まれているのは言うまでもない。オマケに
相手は…
「全員、女子と来たよ。場面違えば、マジ、エロゲのハーレムルートなんだけど…」
「軍曹、きっさまぁ~!クラスのカースト最下層が調子こきやがってぇー」
唸り、こちらに距離を詰める委員長、きーちゃんに至っては指をボキボキ鳴らし、今にも飛びかかってきそうだ。
「まずいな。大将。これはしーさんが今日に限って同性に好かれるフェロモンムンムンもしくは、今まで兆候いくつもあり、溜まりに溜まった欲望を、委員長を皮切りに爆発させたとしか思えない状況だぜ?」
「そんな説明で片づけられる話かよ?現状打破に一つも役にたたねぇぞ?そして、いつの間にか俺を責任者にするな。」
「だって、軍曹!」
「だって、軍曹~!!」
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