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「まくって、何ですか?そもそも相手って、もしかして…(しばらく、考え中、考え中の末、
耳まで真っ赤になるしーさん、どうやら気づいていなかったらしい。)
やっぱり無理です。絶対、無理、無理―!」
「大丈夫だ。しーさん、手術すれば、元に戻るって、エロゲで言ってた。」
「みゃぁああーん、絶対、嫌ですぅ~」
「おい、モヒカン、テメーのいらねぇサムズアップ、頭のとさかごとたたき折られてぇか?」
たわわな胸を軍曹のまな板の上でぷるぷる弾ませ、泣きじゃくるしーさん、不味い、絵面的に確実殺される。今や、彼等を囲む女子達の殺意の視線は旋風となって、軍曹達を取り巻き始めている。よくよく見れば包囲の輪はさらに縮まり、
後、もう一歩くらいで軍曹の喉を掻っ切れる所まで迫っている。委員長に至ってはどこから出したのか、巨大な鎌を構えている始末。
加えて、モヒカンの全然、フォローになってねぇ、フォローは火に油だ。
な、何か打開策を、妥協点を見つけねば…軍曹はゾンビのごとく、群れ、手を伸ばす
彼女達に向かって、声を張り上げた。
「オイ、ちなみにお前ら。聞くけどよ。仮に相手するにしても、せ、せい、いや、
くんずほぐれず体ピッタシ、肌色爆発!まぐわーぅなんて事はしねぇよな?」
「何言ってんだ!馬鹿野郎。骨までしゃぶしゃぶじゃ、ボケェッ!」
と男顔負けで吠える委員長。
「抱きしめろ!ギュッてギュギュッてな!そう、まるで雑巾絞りのように
(例えが女子じゃねぇ)」
両肩の筋肉を脈動させ、語るはきーさん、後は・・・
「断然!二人はゆりゆり!スーパーハードタイム!!」
「40、50喜んで!」
「キヒィッ、破く!ただ、ひたすらに破くのみよ!」
と罵詈雑言狂喜の女子の乱舞!乱舞!しーさんの気持ちも悲しみの理由も一切
お構いなし!これ愛?断じて否。連中はただ、彼女を玩具に、欲望の捌け口にしたいだけ…
(くそったれのゴーカン魔共が…)
心のつぶやきはそのまま有限実行。迷いは無し!
「交渉決裂!最早、これまで!」
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