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5.愛される?
兄様が、ゆっくりと手を離したとたんイケメンさんにしっかりと腕の中に取り込まれてしまった。
『ふっー』
軽いため息と失笑。
『眞、とりあえず上に上がろう?』
(ありがとう、兄様許容範囲を超えてびっくりしている僕にとってこの状況が変わる事が嬉しいです。出来れば、ゆっくりと顔もみたいですし、ゆっくりお話しもしたい。どうしてこうなった?自分に納得出来る説明をプリーズ。)
兄様に促され、リビングに移動しようかと腕の中から抜け出そうと思ってるうちに、あまりの行動にパニックになる僕をこともあろうが、兄様は笑いながらリビングのドアを開けてくれた。
そうです、みんなが一度は?やって欲しいお姫様抱っこです。
足をバタバタとさせても全然動揺もする事なく、このイケメンさんサラッとやるんです。もちろん僕も、本能なのかしっかり腕を首に回していたんだ。
恐るべしイケメン?番?α?Ω?の性質かな…
もちろん、ゆっくり壊れ物扱いの丁寧さでリビングのソファーに腰掛けさせて頂くと同時に腰に手を回せれ兄様に対峙する様に座らせられたのはゆうまでもない。
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