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兄様のリビングはこんな隣で、腰を抱かれないと座れない事もないのに…マシて初対面な人になんて…
そんな頭の中がぐるぐるしている僕に向かって、兄様が口を開こうとした矢先、隣のイケメンさんが自己紹介をして来た。
『初めてまして、久哉とは高校から親友になった、神崎 眞です。俺と一生添い遂げて欲しい、結婚を前提として付き合って欲しい、もちろん番としてもお願いしたい。』
もう、頭の回路はショート寸前です…
見兼ねた兄様が、助け船を出してくれたので何とか回避出来ました。
『眞、ごめん悠はパニックになってるよ、とりあえず紹介するね。悠は末っ子で甘えたの弟で今年うちの高校に入学する事になった、他のΩより少し頭のいい子供で、俺が目に入れても可愛いぐらいのお姫様だよ。』
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