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崩れる平穏
キーンコーンカーンコーン
ガラガラ
『うぉーい席つけよー 』
『ッキャーーーーーーーーーーーーーーー!!!! 』
『 今日もイケメン…』
『 目の保養だよ、、、』
『 抱かれたい////』
『 今日もモテモテだなホスティーーー!』
『 おい佐野、お前そんなに居残りたいか?あぁ??』
『 すみますぇんついぃ〜』
あ、先生に叩かれた
これが毎朝の流れだ。
なんでもホストとティーチャーを合わせてホスティって呼んでるらしい。
いやぁでも、慣れは怖いよなまったく。
もうそろそろ秒で無になる事ができるぞこれ))
『 静かに。今日は転校生が来ている。
入れー。』
やっぱり一緒のクラスだったか。
アンチっぽいからやなんだよなぁ、
『失礼します!!!アデッ!!! 』
あ、入口の段差で躓いて転けた。
『 おい、大丈夫かぁ?』
『イタタ、、大丈夫だ!!!!みんな初めまして!!俺、大野四月っていいます!!よろしく!!!! 』
そういいニカッと笑う四月くん。
あるぇ?こんなんだっけ?
もっとこう、、、よろしくしなくてもいいかんな!!!!的な事言ってた気がするけど…
まいっか。
『 よし、じゃあ席は…あ、マッシュの隣だな。おいマッシュ、お前大野の世話係な。』
「え、ちょ…」
おいどういう事だよホスト。
絶対むり()
反論しようとした。したんだけど、、、
ここで目立つ様なことしたらフラグ立つくね???
サポート役になっちゃえば変に目付けられること無くなるくね??
「わかりました、任せてください。」
フラグだけはずぇったいやだ!!!
フラグへし折る為なら世話係だろうがなんだろうがやってやんよ!!!!!!
『よろしくな!!マッシュ?、!! 』
「うん、よろしく」
そうして、見事俺はサポート役という安全地帯を守る事ができましたとさ。
めでたすめでたす
後で後悔するとも知らずに
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