贖罪

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 善童鬼は人間の為に働きました。  同時に、ヒトと、ヒトならざるモノたちの、間を取り持つ介在人としての役割を果たすようになっていました。  当然、人間に害を為す、傍若無人な酒呑童子(わたし)のところにも、何度も彼は足を運んできました。  そして。あの日──。
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