3_遊

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朝は、嫌いだ。 その理由は話せば長くなり、それはもう色々な事情があるんだけど、まあ……簡単に言えば日光を浴びると僕は塵になって消滅する それでも、起きねばならないのが学生というやつらしい。 昨日の夜渋々かけたアラームが、7時ぴったりに僕を起こしてきた。 アラームは僕が止めない限り、ジリリと嫌な音を上げて鳴り続ける。 布団を顔まで被って寝ていた僕は、重たい腕をなんとか動かし布団から出ることなくアラームを止めようとする。 布団に包まれている視界は当然真っ暗。 昨日の夜その辺に投げたスマホの位置なんて覚えているはずがない。 「すまほ……どこ………」 手をパタパタさせながらスマホを探していた、そのとき、
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