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小説「捕り物 一番 紅 二色」の世界
江戸時代をモデルにしたファンタジー「江戸」
町の治安は、人形町に住む「人形師」が受け持っている。
町には、からくり人形が昼夜問わず動いており、町と町の間には人の「木戸番」が居る。
「江戸」が始まって200年。人が増え大都市となった「江戸」に「ねずみ小僧」が現れる。
本作の主人公 人形師 春は、18歳のおり、芝居小屋で生き別れになっていた弟の新之助に出会う。
新之助は、堀留町にある「丸矢呉服商」で世話になっていた。
町の治安を守る「人形師」である春は、腕に覚えのある新之助と共に「紅 二色」となり「ねずみ小僧」を追いかける。
月夜の晩、「ねずみ小僧」と死闘を繰り広げている「紅 二色」を助けようと「丸矢呉服商」の三郎が飛び出してきて、かばった時に狐面が外れ、正体がばれた新之助。
「紅 二色」の熱烈な追っかけである三郎は、2人を拝み倒し、2人の弟分「牡丹」として捕り物に加わる。
紅二色 装束
春 狐面が半分で、口元が出ている。紅をひき 女物の黒い着物で、髪を高く結っている。
新之助 狐面で顔を隠し、頭に黒い頭巾を被っている。男物の黒い 着物。
牡丹 装束 赤い着物を端折り黒の脚絆をつけている。ひょっとこの面。
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