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鬼憑き鬼狩りに限らず物語を書く上で、私は主人公たちを相当過酷な戦場に立たせることがままあります。
でもそれは、そこでこそ発揮される生命力を書きたいから。
読んでいるあなたに、生きろと伝えたいから。
彼らのように、最後の瞬間まで、生き汚いまでに生き残る道を模索していい。勝てなかったら逃げてもいい。
そういうことを作品で伝えられたらと思います。
2019年6月12日 志木馨
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