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時はあっという間に流れ、いつの間にか父の死から8年もの月日が経っていた。 私ももう高等部2期生だ。将来について真剣に考えなければならない。 「クイナ、適性どうだった?」 教室の指定席_。窓側の最後列で職業適性結果に目を通していたところ、゛藍井サズク゛に声をかけられる。 少し青みを帯びた瞳が、いつものように柔らかい光を放っている。 彼は私の幼馴染であり、恋人でもあり、この学校内で唯一気を許せる相手だ。 クラスが五つも離れているのに私を気に掛けて度々様子を見に来てくれるサズクのことを、私は心から好いている。
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