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最後は消えるようにつぶやいた、小鳥
バスケ部は意外とお金がかかる
バッシュ、揃いのユニフォーム、ジャージ、バック…などなど
強いチームなので、ちょこちょこ遠征もあるって聞いていた
「青年の家じゃただみたいなもんだ
小鳥にお金の心配をさせるような男じゃないつもりだよ
うちは結構裕福だ
安心してーー『未来の奥さん』」
慶次はフッと笑った
視線が色っぽくーー
小鳥は困った顔になった
「行きたいなら行くといい
土日、小鳥がいないのは寂しいけど」
小鳥はたちまち笑顔になる
「ありがとう！
月曜日はお休みだから
慶次が行きたいとこあったら、行こう？」
小鳥の笑顔につられて慶次も笑顔になる
「うん、行先考えとく」
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