7人が本棚に入れています
本棚に追加
「ロボットと生活するって? 一人で子育てって無理でしょ」
「外国語勉強しとくんだった。でも今からじゃ間に合わないし、仕事だってあるし、この国にいるなら義務? 逃げられないんだよね」
「うーん、一人でできるかな?」
幸多は部屋の中をうろうろしながら大きめの独り言を続けていた。
今日は清水幸多、25歳の誕生日である。彼の新たな生活の始まりの日である。デジタルカタログでロボットは選択済み、20時には到着するはずだ。
最初のコメントを投稿しよう!