青い時間

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青い時間

わたしが目を覚ました時はとても暗く。 とても静かだった。 次に目を覚ました時にはとても息苦しかった。 わたしは上へ向くとまだ暗かった。 それなのに一瞬、青く明るく光るものが見えた。 あれは、幻? それでも息が苦しい。 わたしは迷わず上へと向かう。 意識がもうろうとする中、わたしは思った。 わたしはなぜ、暗いところにいるのかを考えずにずっとここにいたのだろう。 わたしはなぜ、上は明るいと思ったのかわからなかった。 それでも、わたしは上へ向かった。 苦しい中で見たのは、本当にきれいな青い光だった。 わたしは光へ飛び込むように上へと向かい、そこには広い明るさと、一面を覆う鮮やかな青があった。 わたしが明るい中で自分が花であることを知った。 朝陽を浴びて、濡れた花びらを乾かすように、一枚一枚広げた。 わたしは息を吐き、上り途中の太陽を見た。 水面の青 空の青 ふと飛んで行った青い鳥 わたしは、この世は美しいものであふれている… と感じ、ため息を付いた。 わたしはこの美しいものの一つになれたのかしら? ふと、疑問に思った。
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