ある少年が行きあたりばったりで生きていく話ーちょっとした悪戯にもご用心ー

ちょっとした悪戯にもご用心

一旦認識したせいか、普段の生活でもちょっかいを出されるようになってしまった。お陰で友人からはついに頭がやられたのかと言われた。ついにって何だ、元から可笑しかったみたいに言うな。えっ何その慄いた顔は？？？？？何か言いたいことでも？？？？？うるせぇ俺は正常だ。少なくとも前までは。

取り敢えずこいつを成仏させなければ俺の平穏な生活はない。という訳でこいつの動向を探ってみた。すると、こいつの目が俺のノートを見て寂しそうなものに変わるのに気が付いた。そして俺はｿﾚｦについて問い詰めた。うるせぇこちとら気遣いができるほど人ができてないんだよ！！つか、溜め込むのは良くない。喋ったほうが楽だぞ、うん？？？？尋問とか思ったやつ出てこいや。
その結果、どうやら親から貰ったノートを落としてしまい、それを取ろうとした結果死んでしまったらしいことがわかった。こうなったらやることは一つ、そのノートを探すことだ。