帰還
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博物館を出ると急ぎ足で家に向かった。振り向くと雲を赤く染めながら夕日が山に隠れようとしていた。博物館は戸締まりをはじめている。 懐かしい我が家に2年ぶりにやっと帰って来たのだ。扉を開け深呼吸。家を出た時と何ら変わっていない。ただ数時間が過ぎているだけ。私は、勝手知ったる廊下を抜けて台所に行き、鍋の蓋を取ると、妻特製の美味しそうなカレーが出来上がっていた。 ー完ー
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