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「だから奪い合いとかよりも平和的解決も可能なんや......まあ、海賊とかもおるけど」
「「平和的じゃないじゃないですかー!! 」」
今日もユナのツッコミは海賊王に成りそう。
屋根の上はビニールシートで工事中らしい囲いが付けられていた。
中でザジがガールズプラモデルで作業を手伝ってる。
「いいのか悪いのかボディ不足でこれしかないんだけど、そろそろマトモなボディが欲しい」
ねぱたがザジに寄り被って聞く。
「なんや? もしかしてあの子んトコ行くんか? 」
「しょうがないだろ、アレ壊しちゃったし......別にボディを修繕依頼してきても」
ユナがその″あの子″に反応する。
「うおお! 何というジェラシー! これはヒロインとして、いざお顔を拝見させて頂きとうございますなウヘヘヘ」
もはやヒロインとは何だったのかとも言わせるフリーダムな発言のユナは、お代官の前にいる越後屋みたいである。
「ドク? 長距離移動を出来るブースターセットって出来る? 」
ザジはドクに移動補助の乗り物を作成出来るか訪ねる。
「キャンパーからの距離的には遠くないが住宅街に侵入する以上、人にバレないようにしないとな」
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