プロローグ

1/3
前へ
/97ページ
次へ

プロローグ

その日は、たまたまだった。 風が吹くと身震いする秋口の夕暮れどき。 刻一刻と辺りが暗くなり、街灯が灯り始める。 ゴールデンレドリバーのナナを散歩させるのは毎日これくらいの時間だ。
/97ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加