校長の次元

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校長の次元

大はペコリと90度頭を下げてって言うか曲げて、ゾウと共に向かった。 その後直ぐに、大が走ったがゾウと同じ走りではなかった、パオーン、パオーンと言って走るだけだったが丁度リーゼントがゾウの鼻と一致していた為誰も気に留めなかった。 むしろ気の毒なのが校長の方だった。 次の人に、周りが交代していく中校長の組だけは、ずっと進まずにいた校長が魚泳ぎをしていた。 僕の番になり、パトと一緒に走ったが、カラスの歩き方をしたら誰か分からないがジュースのカンが頭に飛んで来た。 仕方がないとは言え、悲しくなった。 走ってる間は、校長の次に惨めだったと思う。 全員が走り終わり、明日打ち上げをする事になった。 その日は、家に帰って直ぐ倒れる様に眠りに着いた。 次の日、パトのダイブがみぞおちに直撃して、朝を迎えた。 「コロッケ、コロッケ。」 どうやらコロッケが食べたくて、起こした様だ。 家の冷蔵庫を開けて見るが、コロッケがなく、スーパーまで買いに行った。 コロッケを買う着いでにアイスクリームで、永遠のアイスと書かれていたので購入した。 レジを打つまで気がつかなかったが、10000もした。 家に帰りパトにコロッケをあげて、僕はアイスクリームを食べると味は、何処にでもある普通のアイスだったがカップの底に当たりと書かれていた。 交換して、食べながら打ち上げに行ったが底にまた、当たりと書かれていた。 打ち上げは、教室で行われる。 行く道中、達也に会った。 達也はソフトクリームに指を震わせながら指して来た。 「そ、それは…永遠のアイス!」 「あぁ、こんなので10000円もしたよ!」 達也は返事がなく沈黙してアイスを睨みつけていた。 「これは、永遠に当たりしか出ないアイスクリームなんだ! 一度購入すれば何度でも交換出来る。」 「え!それじゃあ儲け出なくない?」 「いや、アイスクリームを大人が交換だけで店に行けるか?何度も!」 「確かに行けないな!」 「それが狙いだ! アイスクリームのついでに自社の商品を買う様仕向けたのさ!」 「やり方が汚いな!」 さらりと答えた。 「まぁな! レンのお父さんの会社だからな!」
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