3.領主ひとすじの狼が触手モブレされる話

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「わー! な、なんだこれは!?」  驚き戸惑う騎士と随行たちの悲鳴が高くから響く。いくつも上がる声のうちひとつが領主のものだと気づいたルフは、少ない荷物を放り出して駆け寄った。視界を邪魔するいくつもの大きな岩を抜けた先、潮だまりの残る磯に出て、ぎょっとして足を止める。
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