深夜二時二十二分。私は猫になりたかった。

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深夜二時二十二分。私は猫になりたかった。

私はその証明ができる術を持たなかった。そもそも答えを知らない。  ある人は、家族の中でそれを見つける。  またある人は、恋人との時間にそれを見つけた。  ある知り合いは、友達と一緒に泣いたその瞬間に見つけたという。  私は残念ながら、その片鱗を、半額シールを貼られる真夜中に少しだけ見た。  あ、この半額シール、私にそっくりだってね。
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