第四話 私……変態さんかも!?

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 私はテーブルの食器をまとめキッチンにいくと、後片付けを開始した。……といっても、二人分なので、それほどの量はない。 「……タッパはあるかな……」  私は、キッチンを物色し始める。食器棚の下の方を確認すると、未使用と思われるタッパを発見する。私は、食器棚からタッパを取り出すと、一度綺麗に洗ったのち鍋の中のカレーを移す。流石に、カレーは少し冷めているようで、咽ることはことはなかった。  すべてタッパに入れると、冷蔵庫に保存する。 カレーを作った鍋は、お湯を入れて少しばかり放置する。そして、洗いやすくなるのを待つ。その間に、食べた食器などの後片付けを済ませる。最後に鍋を綺麗に洗って、後片付けが完了する。 「……よし!」  初めての台所事情だったけど、割と滞りなく片付けをすることができた。ちょっとだけ自己満足に浸ると、私はリビングに戻る。  時名さんは、いまだにソファーでぐったりとしていた。時折、吐息を漏らしながら、体をもじもじさせている。流石に少し心配になり、声をかける。 「だ、大丈夫?時名さん……」 「……ええ、大丈夫です。ちょっとお水の飲みすぎですね……。でも、カレーライスはとても美味しかったですわ……。くぅぅ……」 「今度は、甘口にしようか?」     
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