第四話 私……変態さんかも!?

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 一応、窓の外に誰もいないことを確認する。そして、再度部屋に誰もいないことを確認すると、時名さんが座っていた場所に顔を埋める。なんとなく、時名さんの匂いと温もりを感じる。   「……はぁ……。これじゃあ、私、変態さんだよ……」  そんな自己嫌悪に落ちつつも、私は暫くの間、ソファーに顔を埋め続けたのだった。 ***** 「うわぁ……! 広いお風呂!」  時名さんの家のお風呂は、私のアパートの狭い風呂場とは違い、大人二人でも十分スペースのあるものだった。浴槽も、大人二人は入れるだろうか?一人なら、ゆっくりと出来そうな大きさだった。 「はぁ……。今日は色々あったなぁ……」  そんなことを考えながら、私は、腕から洗い始め、体の隅々まで念入りに洗う。シャンプーの入れ物を見ると、スーパー等ではお見掛けしない、可愛いボトルの容器だった。英語で注意書きが書かれているので外国製のものだろうか? 使ってみると市販のシャンプーとは違い、とても良い香りがお風呂場に充満する。   「……うん、これ……時名さんの匂い……」  時名さんの香りに包まれながら、私は髪の毛を丹念にシャンプーする。そして一通り体を洗うと、体中の泡をシャワーで流す。 「はぁぁ……。気持ちいい……」     
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