第四話 私……変態さんかも!?

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 私は、またしても甲高い声を上げてしまう。時名さんの様子を伺うと、流石に慣れてきたのか余り驚かなくなっていた。 「ええ、ベッドはここしかございませんので」  何か羽織るものがあれば、私はソファーで寝るよ!……そういった提案をしようとした。でも、おそらく時名さんの性格からすると、自分がソファーで寝ると言い出しそうな感じだったので、黙って頷くことにした。 「う、うん、一緒で大丈夫! 大丈夫!」  こうして私たちは、一つのベッドで一夜をあかすことになった。 ***** 「ふぅ……」  寝る前にトイレで用を足して、心臓の高鳴りを落ち着かせる。   「だ、大丈夫……大丈夫……。普通に寝るだけだから……」   私は自分に言い聞かせ、部屋に戻ることにした。再び部屋に戻ってくると、既に時名さんはベッドに半分のスペースを空けて、布団に入っていた。 「と、時名さん?」  上ずった声で呼びかけるが、返事はない。耳を澄ますと、微かな寝息が聞こえる。どうやら、時名さんは、私がトイレにいっている間に寝てしまったようだ。私は、しばらく時名さんを観察する。そして、湧き上がってくる衝動を抑えると意を決して、ベッドにはいることにした。 「そ、それじゃあ、失礼します……」     
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