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12『ラス・メニーナス』
1656年 318㎝×276㎝ キャンバスに油彩
プラド美術館(スペイン、マドリード)
13『青いドレスのマルガリータ』
1659年 126㎝×106㎝ キャンバスに油彩
ウィーン美術史美術館(オーストリア、ウィーン)
ディエゴ・ベラスケス
1599―1660年
スペイン最大の肖像画家。バロック期を代表する巨匠。
国王フェリぺ4世に仕え、宮廷画家として王族や側近たちの肖像画を描いた。
中でも、マルガリータ王女の可憐な肖像画はよく知られている。
人物の内面まで掘り下げる表現力と観察眼、超絶技巧で、“画家の中の画家”と呼ばれている(マネの言葉)。
乱暴にぬりたくったように見えて、離れて観賞すれば、それは銀糸を織り込んだドレスの襞になる。
高い技術を持っていなければできない芸当である。
こんなのもあるよ。
『教皇インノケンティウス10世』
1650年 141㎝×119㎝ キャンバスに油彩
ドーリア・パンフィーリ美術館(イタリア、ローマ)聖職者というよりは、陰険で猜疑心の強い老人といった感じ。隙がなさそう。冷たそう。神経質そう。めんどくさそう。
ベラスケスの肖像画で、最高傑作と言われているそうな。
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