雑記

176/345
前へ
/400ページ
次へ
12『ラス・メニーナス』 1656年 318㎝×276㎝ キャンバスに油彩 プラド美術館(スペイン、マドリード)7ae14a09-b144-4ab1-9421-91d9e378f88a 13『青いドレスのマルガリータ』 1659年 126㎝×106㎝ キャンバスに油彩 ウィーン美術史美術館(オーストリア、ウィーン)e5b8e69c-0974-4438-95ad-b4e99db8a43a ディエゴ・ベラスケス 1599―1660年  スペイン最大の肖像画家。バロック期を代表する巨匠。 国王フェリぺ4世に仕え、宮廷画家として王族や側近たちの肖像画を描いた。 中でも、マルガリータ王女の可憐な肖像画はよく知られている。 人物の内面まで掘り下げる表現力と観察眼、超絶技巧で、“画家の中の画家”と呼ばれている(マネの言葉)。 乱暴にぬりたくったように見えて、離れて観賞すれば、それは銀糸を織り込んだドレスの襞になる。 高い技術を持っていなければできない芸当である。 こんなのもあるよ。 『教皇インノケンティウス10世』 1650年 141㎝×119㎝ キャンバスに油彩 ドーリア・パンフィーリ美術館(イタリア、ローマ)8629008b-54d3-4954-a3d2-422be1fcc788聖職者というよりは、陰険で猜疑心の強い老人といった感じ。隙がなさそう。冷たそう。神経質そう。めんどくさそう。 ベラスケスの肖像画で、最高傑作と言われているそうな。
/400ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加