告白、そしてーー

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   でも、一応身長は同じくらいだな。あの子の顔を痩せさせたら…… 「麗ちゃんって、あの麗ちゃん? ファミレスの」 「はい。あのデブの麗です……」  そういえば、声は確かに麗ちゃんだ。でも、四・五年前の記憶。正直、信じられない。  俺の記憶の中にある麗ちゃんは、巨漢。確か当時体重が、九十キロはあったはず。  身長は俺と同じ百七十六センチで、バイト仲間からイジメに近い弄られ方をしていた。 「本当に麗ちゃん? ちょっと、信じられないんだけど」 「分かります。昔の私からは、とても想像出来ないですもんね。今の私って」  仕事中だったので終わるまで待ってもらい、近くのカフェで再度会う事にした。話しをしてみると、バイト時代の思い出が蘇る。  でも、麗ちゃん本人から情報を聞いて。俺を陥れる為の、ドッキリでは無いかと勘繰ったりした。 「麗ちゃんかなぁ。悪いけど、まだ信じられて無いんだ」
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