7 咲き誇るアマランス

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 何度も何度も同じ言葉を連呼する指揮官たち。  部下たちも正気の世界に引き戻される。  冷静さは既に欠けていました。  10式戦車や90式戦車による砲撃。  何度も何度も砲撃は繰り返される。  その砲撃は、最早狂い撃ち。  遠い演習地も、指揮官の慌てた命令に反応しだします。  75式130㎜自走多連装ロケット弾発射機。  M270多連装ロケットシステム。  等々。  榴弾及びロケット弾発射による攻撃が次々と開始されます。  見境なく打ち込まれる爆弾の数々。  爆発の煙が濛々と立ちこめるの中。  悠々と歩くアマランス。  まったく爆発による衝撃などなかったように物理法則を無視する。  真っ直ぐ歩いていくアマランス。  行く先は決まっています。  それは、国に対して喧嘩を仕掛けるには都合が良い場所。  彼女が歩き続けていくその方向の遥か先。  北部九州の原子力発電所。  そこへ向かって邁進するアマランス。  紫苑は、今、復讐の狼煙を上げます。  それは、アマランスを攻撃してくる自衛隊の砲火によってあげられるのでした。
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