アクトーの記録書

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 お願いがあるとか言いながらバニーガール達は、何故か不思議な舞を踊り出した。 「すまん!色々ツッコミたいんやけど!」 「あいっ!なんでしか?」 踊りながら、ふわふわもふもふな白バニー束砂やんが振り向いた。可愛いぞ! 「ありがとうございましゅ!」 いや、心の声は聞かないで。 「何故バニーガールで空から降ってきたの?しかもその踊りは何?」 「バニーと踊りは更紗やんからのご使命だよ!『バニーなエロスでアマテラスを呼び出すがごとく二人で舞ってみせて奴を引きずり出せ』ってさ」 今度は乳を重力に逆らわせる為かツルツルな光沢のある黒バニーなみずきんが振り向いた。黒バニーやったら網タイ履いてよ! 「ボンレスハムになるからやだ!」 ……だから心の声は聞かないで。 「二人の踊りがバラバラですよ?」 そう、舞っていると言いながら二人ともてんでバラバラの動きをしている。 「私は阿波おどりでし!」 「瑞希はよさこい!」 「アホかー!!」 二人がドヤ顔で踊っていると、また何処からか私の代わりにツッコミを入れるかのような叫び声が聞こえ再度空を見上げた。 ……あ、ミニスカ。 じゃなかった。 声からしてあのミニスカの裾をパンツが見えないよう押さえながら降ってくるのは更紗やん……かな? ……ご開帳してくれても全然いいのに。 じゃなかった。 何故皆さん空から降ってくるの? 普通に玄関から呼び鈴鳴らして来て下さいよ。
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