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空を見上げると、また何か降ってきた。もう何が降ってきても動じない!
そう思った私の意思は一瞬で消え去った。何故なら…………
「みんなに想いを伝えたい!色彩のクリエイター!キュア・singer!」
「母のよに、みんなを癒す!知性のクリエイター!キュア・ハムハムママン!」
「「みんな大好き!笑いで笑顔をお届け!愛のクリエイター!」」
「キュア・オクトパス!」
「キュア・プリンス!」
「みんなにエロスをお届け!魅惑のクリエイター!キュア・スライム!」
…………。
……………………。
空からカラフルなピラッピラのフリッフリな衣装を着た魔法少女ならぬ5人のポージングばっちり決めてドヤ顔の男達が降ってきたからだ。
ワシが書きたい言うたんは魔法"少女"や!男ちゃう!!
「ママー、ここのおうちに変な人がいっぱいいるよー?」
「こら!見だらあがん!!」
静寂の中、塀の外から親子の会話が聞こえた。
ご近所さんに白い目で見られた!!
そりゃ庭に黒白バニーガールとミニスカサンタと全身タイツ、ピラッピラのフリッフリなカラフルな男たちがいるんだ。
……"変態屋敷"ってレッテル貼られたらどうしてくれる!?
泣くぞ!!
『空からたくさんのヘンタイが降ってきた』
アクトーの記録書の記念すべき第一ページ目はこれに決まりだ、いや、これしかない。
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