乗客1

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男が屋敷外の警備に入り 絹代は舞踏会の出席をなるべく控え 自分で息子の面倒をみようと勤めた が トイレや食事で席を外し戻ると やはり部屋は物が散乱している 庭を警護する男に訪ねても飯使いに訪ねても怪しい人物は入ってないという 絹代はだんだん怖くなっていった そして誰の口から漏れたのか 正木家の長男は呪われている そんな陰口が近所でささやかれるようになっていった
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