プロローグ。

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オロオロとしながら周りを見る。 さすが皆、堂々としていて 自信があるような雰囲気だ。 どの人もヒロインに似合いそうだわ。 まず番号順に自己紹介と 自己アピールをしていく。 しかも、堂々としているだけではなく アピール力も凄い。 活躍ぶりや特技など様々な事をしていた。 時々質問をされるが その返し方も絶妙に上手い。 ど、どうしよう!? 何て言おう…そこまで考えて無かったわ。 役柄の事ばかり考えてたから…。 「次28番の方」 「は、はい」 あぁ、どうしよう。 私の出番になってしまったわ!? 心臓がバクバク高速で鳴り出した。 言わなくちゃあ…何か そう思うと余計に頭が真っ白になってしまう。 えっと芸名は、麻生真央で…それから それから 「あ、あの麻生真央です。は、20歳です。 も、望月スター・プロダクションから来ました。 えっと…特技は…」 「あぁ、君だね? 望月スター・プロダクションが突然に 参加させたいと特別参加を申し出た子は…」
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