プロローグ。

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えぇっ!? 「よほど期待の新人なんだろうねぇ~今まで どんな養成所でやってきたんだね?」 どんなのって…。 頭で巡るのは、望月さんのスパルタ特訓だった。 あれは…怖かった。 「スパルタ特訓です。 死ぬかと思いました…」 思わず本音を言ってしまった。 あっ!! しまった…思わず本音を言ってしまったわ。 そうしたらアハハッと笑われる。 「なるほど。スパルタとは、 よほど君に期待をしているのだろうな」 「えっと…はい」 戸惑いながら返事する。 は、恥ずかしい。 はいって…私は、そんな凄い新人でも無いのに。 穴があったら入りたい気分だ。 「では、最後の質問だが、 一緒にやるかもしれない星ノ瀬翔という俳優を どう思うかね?」 えっ…星ノ瀬翔?
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