プロローグ。

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「やぁ、皆。オーディションに 参加して頂いてありがとうございます」 ニコッと笑顔を見せる星ノ瀬翔の姿があった。 えぇっ!? 私だけではなく同じオーディション受けている 全員が驚いてしまった。 「嘘…本物よ!?」 「うわぁ~この人の前で 一緒に演技出来るなんて感動だわ」 黄色い声援が飛ぶ。 私は、感動と衝撃で頭の中がフリーズしていた。 だが、すぐにハッとする。 い、いけない…やっと覚えた事が今ので 忘れる所だったわ。 気を取り直し前を見た。 しかし、まさかオーディション会場で 本物の芸能人に会えるなんて夢にも 思っていなかった。 しかも、イケメンで名高い人気俳優に 本物の彼は、 芸能人オーラがハンパなかった。 キラキラしていて眩しいぐらいに 輝いているではないか。 背も高く細い 顔なんて女性が羨ましがるほど 小さく整っている。 これがイケメンではなくて 何がイケメンだと思うのか?と言うぐらいに 綺麗な顔立ちだ。 会社の女性社員が、この事を知ったら 羨ましがるだろうなぁ~と心の中で 思っていた。
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