プロローグ。

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こんな若い人が社長なの!? 嘘…新たな詐欺かしら? どう見ても容姿は、 プロダクションの社長には、見えなかった。 むしろあなたが芸能人になった方がいいのでは? そう思うようなイケメンだ。 居るのねぇ~こういう人って。 ボー然としている私に 「何だ?疑っているのか?」 ハッとさせられる。 「あ、いや。何て言うか あまりにも驚いてしまいまして す、すみません」 慌ててフォローするが 思わず素に戻ってしまった。 そうするとクスッと笑われる。 「そっちが素か……。 まぁ、社長と言っても まだ父親の跡を継いだばかりだけどな」 「そんな事は、どうでもいい。 あんたウチの事務所に来ないか?」 「……。」 はい?今、何て…? これって、まさか 夢にも見た芸能界のスカウトってヤツ!?
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