見えない鎖

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瀬戸さんは俺の表情に満足したのか 尻から手を離すと立ち上がる 瀬戸さんは俺に顔を近付けると呟いた 隆:さぁ帰るよ 震える俺に追い討ちをかけるように 瀬戸さんは低い声で脅す 隆:逃げようとなんて…思わないよね そう言ったかと思うと 耳朶に噛りつく 俺は狂ったように 何度も頷く 瀬戸さんは俺の耳朶の血を 嬉しそうに舐めると熱を帯びた声で言う 隆:仁君、いい子だ 早く犯したくて堪らないよ 瀬戸さんは俺の腕を掴むと早足で歩き出す 俺はよろよろと瀬戸さんの後に 必死に着いていくしかなかった
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