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日光で目を覚ました
仁:ふぁ…っ!
ふと視線を横にむけると
裕さんが眠っていて驚いてしまう
なんで…
ゆっくりと
昨日のことを思い出す
あの後、裕さんのベッドで寝てしまったんだ
俺はこれからどうすればいいのだろう
瀬戸さんから逃げ続けるために
裕さんに従うしかないのか…
寝ている裕さんをぼーっと
見つめながら考えてしまう
裕さんの寝顔はいつもより
幼くみえる
少しして
トイレに行きたくなった
しかし、裕さんが俺に抱き着いて
寝ているために困ってしまう
どうしようと考えているうちに
我慢するのが辛くなって
裕さんを起こさないように
ゆっくりとベッドから出ようとする
ガサッギシッ
パシッ
仁:っへ?
ギュッ
裕さんに手を捕まれたかと思うと
再び抱き締められ、ベッドに戻される
仁:裕さっ
裕:仁君
行かないで
俺は驚いて固まってしまう
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