第1章囚われの姫

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第1章囚われの姫

歴史のある大変豪華な美しい王宮の中に閉じ込められているなんともうつくしく魅力的なお姫様がいる。 その魅力や美しさのために、その国のまわりには彼女をめぐっての争いが絶えなかった。 彼女の美しさは争いの元だと 城の塔に閉じ込められて幽閉されてしまった。 彼女はとても長いあいだ争いの元になるという理不尽な理由で男性たちから見えないように隠されている。 うつくしい長い髪はふかふかしていて、可愛らしい。 ツヤツヤとして輝いていて、それはそれは美しい髪をもっているのに、誰にも会えない孤独な姫。 命を狙われて危険だからと、誰にも顔を見せて会ったり話したりはさせてもらえない、なんだか可哀想なお姫様実はすごく変態なところもある不思議な魅力のお姫様。 長くカールしたまつげそれはまるで、下を向くとため息が出るほどきれい。 透明感のある美しいつるつるしたきめ細かな肌。 肌に良く映えていてきれいすぎる横顔はなぜだろうかどこか儚くて、 いつもすこし悲しそうにも見えるけど、どこかパワフルな輝きを放っている。 彼女はそれでもへこたれず、 よく本を読み、遠い国、空想の世界に救いを求めている。 遠い国に思いをはせ、城に閉じ込められながらも、深い思考力の持ち主に成長していった。 彼女は帝王学や経営学まで勉強し、何事にもあまり動揺しないようにいつも訓練している。しかし、少し変態な妄想癖がある。  常に自分をベストな状態に維持できる素晴らしい精神力、肉体のバランス感覚を毎日磨いているようなとても努力家。 勤勉で知的。 ものの捉え方は育ちが良くてどこかピュアで純粋、素直なところがあり、すぐ人を信じてしまうところもある。 真面目で、誠実なひと。 でも、変態なのが玉にキズ。  おもしろいことや冗談やユーモア、ふざけることなども好きで、すごく陽気なところもある彼女がいるとその場はすごく明るく光り輝いているようだ、誰もが彼女に恋をする。  かわいらしさとちょっとした小悪魔感を持ち合わせているのに、このまま歳をとっていくとしたら彼女の宝の持ち腐れになってしまう。  どんな困難な毎日でも、彼女は心から楽しんで生きようといつも努力している。そしてどんなにいじめられても決して希望は捨てない。  彼女の人生や、周りのひとにも、これからはたくさん恵まれてゆくように、天使たちはいつも見守り続けている。  特に彼女の亡くなった父は、姫をとても心配していた。
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