幼馴染みカエタイカンケイ

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. 朝日が眩しくて目を覚ました玲二。 寝ぼけた状態でベッドから抜け出す。 腰が少し痛いがそれ以外はなんともない。 大きなあくびをしつつふと姿見を見た。 鏡の中にはふんわりとしたワンピースに身を包んだ玲二の姿が… 姿見に近付き実際に着ている服を見てみるとやはりふんわりとしたワンピース。 下着はなぜか自分のではないボクサーパンツ。 意識がハッキリすると途端に耳まで真っ赤になる玲二。 「なんだこれ!?」 ここが悠の家であることを忘れ思い切りドアを開けリビングに突入。 リビングでは悠が優雅にコーヒーを飲んでいた。 「おはよ…」 「あっ、おはよう… じゃなくて!」 「とりあえず顔洗ってくれば?」 「うん… じゃなくて! 何この格好!」 コーヒーを飲みつつ玲二の服を見る悠。 「ワンピースだけど?」 「ワンピースだけど?じゃない! 僕は男! 何でワンピースなのさ!」 「別に全裸でベッドに転がしてても良かったんだけどなんとなく嫌だったから… ワンピース一番着せやすかったしね…」 「あっ納得…」 返せる言葉がなくなり一応納得すると顔を洗いにいく玲二。 なぜかワンピースはそのままで… 悠に言われたドアを開けると、ホテルのような洗面所が目の前に広がる。 一面は全て鏡張りのため玲二は自分のワンピース姿を再度見ることとなった。 精神的ダメージが蓄積されていくようだ。
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