遊園地タノシイ

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. 空が綺麗な夕日に染まる。 あれから悠と玲二は遊園地を満喫した。 まぁ、小さなハプニングはあったものの楽しめたはずだ。 「そう言えば… 結局紗奈と修一には会わなかったな…」 「結構写メのやり取りはしたのにね… あっちはデートだし…」 「…まぁ遊園地出たら連絡すれば良いか…」 「お土産は最後だって~」 出口に土産屋があったと思いながら最後に乗る乗り物の前に来た。 はっきり言って悠と玲二はデートではない。 なのに目の前にあるのは巨大観覧車。 「玲二… お前高いとこダメだろ…」 「ジェットコースターは無理だったけどこれは大丈夫なはず…」 「ジェットコースターと違ってすぐに下りれないけど大丈夫なのか?」 「大丈夫!」 悠の手を引っ張り列に並ぶ玲二。 周りはほぼイチャイチャしているカップルばかり。 悠はそ知らぬ顔をしているが玲二は顔を真っ赤にしている。 順番が来るまで観覧車の説明を見る悠。 (一周二十分か… 玲二大丈夫なのかよ…) 二十分二人きりでいられるならカップルばかりなのも頷ける。 とりあえず自分達の順番が来たので乗り込む。 多少動いただけでは揺れないらしく結構しっかりしている。 悠と玲二は向かい合う形で座り二人をのせた観覧車はゆっくり回り出す。 .
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