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「いたーい!!」
「あんた!!チョーシにのるのもええかげんにしてよね!!」
「チョーシに乗っていないわよぉ~」
「やかましいわね!!あんたのせいでアタシの面目が丸つぶれになってしまったのよ!!」
晴彦は、よしえにどうしてはなを殴るのかが分からなくなっていたのでパニック状態におちいっていました。
「よしえ…よしえ…」
「なんなのよあんたは一体!!」
「よしえ、どうしてはなを殴るのだよ~」
「やかましいわねクソムコ!!あんたの妹があちらこちらにコビを売ってばかりいたから殴られたのよ!!殴られたはなが全部悪いのよ!!」
「アタシは人にコビを売るようなことはしていないわよ…」
「だまりなさい!!」
(バシッ!!バシッ!!バシッ!!)
よしえがより強烈な力を込めてはなの顔を平手打ちで叩きつけていたので、はなは顔により大きな傷を負ってしまったのでありました。
よしえは、はなに大ケガを負わせたあと学夫婦に対してシツヨウに物を投げつけるなどして暴れ回っていました。
晴彦は、よしえの暴力に対してどうすることもできませんでしたのでひとりでオタオタオタオタオタオタとおたついてばかりいました。
助けてくれ…
このままだと…
家庭(いえ)がこわれてしまう…
助けてくれ…
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