彡序章彡 親友を助けるために私、死神になります! 

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B「他のことは気が合うのにこれだけはわからないです・・・」 A「ねぇ・・月夜、この景色と私撮ってよ。」 B「ええぇ・・・。これでもう何回目ですかぁーー?」 と言いつつカメラを撮る格好になる。 その刹那、とてつもなく強い突風が吹きあがり 私はバランスを崩しかける。 B「せんぱいっ危ないです・・・」 そう言うが早いか月夜は私を助ける弾みで 誤って足を踏み外しそのまま崖下へ落ちてしまった。 A「月夜ー大丈夫ー?」 月夜からの返事はない。 A「ねぇ・・月夜ったらーー返事してよ月夜ーーー」 A「月夜・・・私のせいで・・ゴメン・・・」 ふと、視線を感じて目線を前に向けると そこには黒いフードをかぶった男が宙に浮かんでいるのが見えた。 手には大きな鎌のような物を持っている。 どうやら何かを呟いてるらしい。 フードの男「っち・・なんでお前が落ちなかったんだよっ!」      「作戦は失敗だ。今回はあっちの方の命もらってずらかる。」      「命拾いしたなぁ・・偉大なる死神の王の生まれ変わりさんよー」 そう呟いてフードの男はその場から姿を消した。 私はその場で意識を失った。
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