10月14日(日) のんびり

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「ごめん… 爽を見てると、抑えが効かなくて…」 将軍さんは、バツが悪そうに頭をかく。 「先にシャワー浴びていいよ。」 そう言われても、手近に着る物がない… 昨夜、将軍さんに剥ぎ取られた衣類は、部屋のあちこちに散乱していた。 「いえ、将軍さんがお先にどうぞ。」 そう言うと、将軍さんはくすっと笑った。 「一緒に入る?」 私は、思いっきりかぶりを振る。 それを見て、将軍さんは 「くくっ」 と笑うと、 「じゃあ、先に行くね。」 と布団を出て行った。 私は、慌てて、落ちている衣類をかき集める。 クローゼットにはめ込まれた鏡に映る私の体には、赤く咲いた愛の花がいくつも残されていた。 私は、それを隠すように、慌てて服を身に着ける。
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