紡がれた書

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ある日、とある町にある図書館が閉館する事を聞きつけた高校生、大神 喜世姫(おおがみ きせき)、そして偶然その図書館で、彼女が7歳の時に亡くなった二人の実の両親が書いた物語が、ひっそりと本棚の中に隠れていた。 その本を捲ると、そこには両親の切実で暖かな思い、そして今のキセキの親代わりをしてくれている男性の苦悩と願いが刻まれていた、そしてその本を受け取った図書館の責任者は、当時の事を語り始める。 これは、とある一冊の本が物語る「見えない思い」の物語
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