エピローグ

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 仕事をクビになったのだから、また新しい仕事を探さなきゃいけない。このままじゃおまんま食いっぱぐれるし、生活できなくなるし、電車どころじゃなくなる。  信号が青になったのを確認して横断歩道へと踏み出す。  その時だった。  急に飛びこんできたトラックが私目がけて突っ込んできた。  ええー、信号、青ですけど。  衝撃があって、私の身体は宙を舞った。  今和泉篤子。三十二歳。本厄まっただ中な上に、大殺界中。  だからだろうか、私は死んだ。
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