第10話ん レイジング・ブル 2

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第10話ん レイジング・ブル 2

 「うぎゃーっ。何を飛ばしやがった!?てめえら」    「やれやれ、お前さんも室内で飼われとったのか。あいつらが飛ばしたのは、ノミじゃよ。今、とってやるからおとなしくせい」    ニコルが、ラモッタについたノミを、1匹ずつ丁寧に取り除く。    「はっはっはー。野犬をなめんなよ」    誰かが言うように、生まれた時から超えられない壁はあるのだろうか。    そう思いかけたイーサン達の不安は一瞬で消し飛んだ。
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