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第4話ん スメルズ・ライク・ティーンズ・スピリット
「美味そうだねえ、ボク~」
「へっへっへ、たっぷりかわいがってやるぜ」
最終保健所職員に引きずられて、暗く狭い通路を歩く間、血に飢えた犬達が、鉄格子を揺らしながら、イーサンを歓迎した。
「ここが貴様がこれから死ぬまでの間、生活する部屋だ。室内犬だったようだが、今日からはお前が一番ではない。規則も労役もある。覚悟しとけ」
職員は、イーサンを乱暴に、部屋の中に放った。
「何かがあるだけ、前の箱よりましさ……」
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