第7話ん リッスン・トゥ・ホワット・ザ・マン・セッド

1/1
前へ
/76ページ
次へ

第7話ん リッスン・トゥ・ホワット・ザ・マン・セッド

 「ほっほっほ、ワシの弱った眼でも、はっきりと見えたぞ」    「新入り、よく逃げなかったな。言い訳もしなかった。気に入ったぜ。にしても、どうしようもねえのは、そこのジャンキーだな」    スキナーの一言に、カートが今までの彼からは想像できない程の怒りを露わにした。    「俺は薬なんかやってねえ。もともとハイなだけだ。二度と言うな」    「『俺は何もやってねえ』か。ここにいる奴、皆がそう言ってるさ。お前だって……」    イーサンは、慌ててスキナーの口をふさいだ。    
/76ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加