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「やっ…だ…シャワーもまだしてない、待っ、て…リョ…」
「嫌だ。待てないよ。もう。みな実の全部が欲しい。挿れたい」
へっ?挿れたい?入ってくるの?やだやだ…
リョウを押しのけようと今出る精一杯の力でリョウの胸を押したけど私の力でリョウを押しのけられるはずもなく、心の準備も体の準備もできていないのに、リョウは素早くゴムを付けて一気に入ってきた。
「んーーーっ……いっ…た、いっ…」
私の気持ちを無視して…
痛くて痛くて涙が流れた…
「みな実、もしかして初めてだったの?」
暫く黙って小さく首を横に振った
「なんだ。
痛そうだったから初めてかと思った」
大きくため息をついてリョウはそのまま眠ってしまった。
そんな言い方ないよね?
惨めで、悲しくて、リョウが眠っている隣で声が漏れないように両手を口にあて泣いた。
リョウと初めて身体を重ねてから良く誘ってくるようになった。
断ると機嫌が悪くなる。
それが嫌でつい許してしまう…
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