光への道。

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手探りで、 闇の中を、彷徨っている。 果たして、 前進しているのか、 後退しているのか、 自分の居る位置が分からない。 辿り着く事が、 出来るのだろうか。 どれだけの時間が、 経ったのかも、 分からない。 いい加減、 足を止めたい。 充分僕は、やってきた。 これ以上は、もう無理だ。 ふと、見上げると、そこに、 一筋の光が、 見えた…。 僕は確かに、 前進していたのだ。 気づいたら、 僕は、 泣いていた。 そして、その光に向かって、 夢中で、走って行った。
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