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~病院~
翔也「昨日お酒を飲んだら吐血してしまって・・・体も何となくだるいのですが」
医者「検査してみましょう」
彼はホストという会社に勤めているが故に、健康診断、人間ドックの制度はなく、今回初めての検査であった。
医者「検査結果ですが、今日から入院してください」
翔也「・・・は? そんな大げさな」
医者「大げさではありません。むしろよく今ま平気でしたね。肝臓含めあなたの内部はボロボロです。当然、今日から禁酒。治療に専念しないと命にかかわります」
翔也「そんな・・・」
そう、能力“不肝症”二日酔いを感じなくなるだけであり、毎日の相当量の飲酒は彼の体に深刻なダメージを与えいていた。もうお酒が飲めなくなるほどに・・・・
~入院数日して~
翔也「酒だー酒を飲ませろー」
医者「発作だ。鎮静剤を注入して」
毎日の飲酒は彼をアルコール依存症にもさせていた。
これから先の治療費、飲酒できない人生・・・彼は今後どう生きていくだろうか。
ドリガチャ君「沈黙の臓器である肝臓が更に不感症になってはね・・・普通の会社員であれば肝臓の数値が異常であることは健康診断とかで気づくはずなんだけど。ハードラックだったね。飲酒は適量が一番ってことだな」
人間の欲望がある限りドリガチャは存在する。
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