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通り魔「どけどけー!どかねぇと,刺し殺すぞ!」
通り魔が彰たちの横を通り過ぎていく
彰「まてっ!」
翔「待ってくだい」
生姜彰の肩を掴む
彰「はぁ?何止めてるんだ!このままじゃまた犠牲者が...」
翔「自分に任せてください」
彰「ったく,じゃあ任せたぞ」
翔「へいへーい」
彰「俺を止めたんだ,逃したら責任取れよ」
翔「わかってます...って!!」
そう言うと強い風が吹き始めた
彰「うわ!何んだ急に,風強っ!」
通り魔「え?え?なんで俺走ってきた場所に戻っていってるんだ?」
通り魔が人の上を浮いて通り過ぎていく
そして,通り魔が翔たちの前に来たとたん
翔「よっと」
通り魔「うわぁぁぁぁ」ドガン!
通り魔が翔たちの目の前に落ちてくる
翔「銃刀法違反,殺人未遂の容疑で逮捕ね」
彰「え?え?何が今起こったんだ...?」
翔「先輩,コイツさっさと署に連れていきましょうよ」
彰「え?あ,おっおう」
覆面パトカーに容疑者を乗せ,自分たちも乗る
刑事部長「翔,通り魔を捕まえたんだってな!さすが"能力者"だな!!」
彰「え?能力者?」
翔「そっすよー,俺もともと警ら隊居たんですけど,所長推薦で来ましたー」
彰「まじかよ...」
翔「そんじゃ,もっかい情報集めに行きましょう」
刑事部長「ちょっと待て」
刑事部長が翔たちを止める
翔「なんすか」
刑事部長「いや,多城...あ,通り魔犯のことだ,あいつ,妙な供述をしてやがる」
翔「妙?」
刑事部長「なんでも,"全てはザルガイダ教団のためにやった"って言ってるらしい」
彰「ザルガイダ教団って,あの謎の教団ですか」
刑事部長「ああ,お前たちも気をつけろよ」
翔・彰「了解」
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